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志望理由書の書き方

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こんにちは!

 

 

 

しずくです

 

 

 

今日は志望動機書の書き方についてお話ししたいと思います

 

 

 

志望理由書について

 

 

 

志望動機書といっても、大学によってまちまちです。

 

 

 

 

私の受けた大学院では東工大生命理工学院1000字の志望理由書が最大でした。

 

 

 

東京医科歯科大学東京大学大学院でもこれよりは少なかったので、うまく省略しながら書きました。

 

 

 

 

個人的にはこの志望理由書をしっかり書くことが、大切だと思います。

 

 

 

これを書くことによって、自分の意識を再確認することで院試のモチベーションアップに繋がるからです。

 

 

 

さらに面接の時にも同じことが聞かれた時に、きちんと言うことができます。

 

 

 

とはいってもこの志望理由書では余程のことがない限り、合否に影響はないです。

 

 

 

なので気軽に書きましょう!笑

 

 

 

参考までに私の書いた東京工業大学生命理工の志望理由書をもとに話したいと思います。

 

 

東京工業大学生命理工 志望理由書

 

私は将来、がんの新薬を作りたいと思っています。その理由として、人の命を救いたいという思いが根底にあります。現在、がんは日本人の死亡要因の第一位となっており、発症する人は増加しています。がん研究を通して、がんの新薬を作ることができれば、多くの人の命を救えると思い、今後もがん研究に携わりたいと考えています。

大学時は〇〇大学薬学部〇〇科に所属し、薬に関する知識を学びました。4年時には創薬合成化学研究室に所属しました。私がこの研究室を選んだ理由として、新薬を作るにあたり、化学合成の知識と技術は必要不可欠であると考えたからです。この研究室において私は〇〇をテーマに合成研究を行いました。

研究をしている最中、とある学会で中分子創薬という新たな創薬技術について講演を聞き、大変魅力を感じました。

低分子薬は分子量が小さく、細胞内に入ることができ、細胞内の標的を狙うのに適しています。また、経口投与可能で安く製造することができます。しかしながら、標的への特異性が低いため、副作用も起こってしまいます。

一方、抗体医薬は標的への特異性や結合力が強いが、分子量が大きいため、細胞内を透過することができません。さらに、製造コストも高く、経口投与ができないというデメリットがあります

中分子薬は低分子薬と抗体医薬の利点を併せ持つ言われています。また、中分子を使うことで、抗体医薬が狙う標的はもちろん、低分子や抗体では狙えなかった高い特異性が求められる細胞内因子、細胞内でのタンパク質/タンパク質相互作用、細胞内でのタンパク質/核酸相互作用にアプローチすることが可能になり、また経口投与も可能で、化学合成できるため、製造コスト安く抑えられることが期待されています。

 私は今後さらに急激に発展するであろう中分子創薬について研究することで、新たながんの治療薬を作ることができることができるのではないかと考えました。

 そう考えている最中、東京工業大学生命理工学院の〇〇の研究室(第一志望の研究室)では、がんとその標的結合ペプチドについて研究していることを発見しました。〇〇教授や助教の方々のお話を聞き、この研究室でしっかりと学び研究すれば、将来の自分の目標により一層、近づくことができると考えました。

 したがって、私は東京工業大学生命理工学院を志望します。

 

 

多少読みやすいように変更しました。

 

 

志望理由書の大まかな流れ

 

  1. 自分の目標(夢)を語る
  2. そのために現在の大学に通っていること
  3. 中分子創薬について
  4. 中分子創薬を用いれば、自分の目標(夢)が叶えられること
  5. 第一志望の研究室に入れば、目標に一層近づくこと

 

です!

 

 

 

気をつけておきたいこと

外部進学者にとって気をつけておきたいことは

 

  • なぜ自分の大学の大学院に進学しないのか
  • なぜこの第一志望の研究室を志望するのか

 

をしっかり書くことだと思います!

 

いくつもの志望する研究室があると思いますが、志望理由書は第一志望の研究室に向けて書くだけでいいと思います!

 

 

 

 

ではでは!